痩せている方の中には、食べても太れないという方がいらっしゃいます。
太りたいのに太れないのは、大きな悩みでもあります。
太りたいからと、揚げ物やケーキばかりを食べるだけでは、健康的に太ることはできないでしょう。
そこで、健康的に太るための食事について調べましたので、ご紹介します。
健康的に太る方法の前に太るための公式を知っておこう
健康的に太るには、使ったエネルギーよりも、食べたエネルギーを大きくすることが必要です。
「食べたエネルギー」-「使ったエネルギー」=「太る」ということになります。
そのため、太りたいと思っている方は、2つの太る方法を大事にすることが肝心です。
- 太るために必要なエネルギーを体に取り入れる量を増やす方法
- 痩せないために使うエネルギーを減らす方法
また、どんなに多くのカロリーを摂ったところで、それを体内に消化吸収しなくてはなりません。
摂取カロリーを効率的に摂るためには、まずは、エネルギーを吸収しやすい体にするために、胃腸を良い状態にすることが必要です。
胃腸を良い状態にするためには、次のことが効果的です。
- 冷たい飲み物や生野菜を食べることを控え、体を冷やさないこと
- 消化や胃腸に必要な栄養素の入ったサプリメントの摂取
- 睡眠をしっかりととる
- 嫌なことを忘れられるよう好きなことに夢中になり、ストレスをためないこと
胃腸の元気を取り戻して体質改善
人間の体は、半年前に食べたもので出来ていると言われています。
胃腸の調子を今日明日ですぐには整えることはできないため、体質改善にはそれ相応の時間がかかります。
しかし、消化の良いものや酵素を多く含んだ食事を摂ることで、胃腸も元気にすることを意識しましょう。
消化の良いものとは、温かい食べものを言い、最も最適なのは、鍋がおススメです。
温かく栄養バランスの良い食事ができ、シメに白飯やうどんを入れた雑炊などにすれば、消化の良い柔らかな炭水化物も一緒に摂ることができるので、胃腸にも負担がかからず満足感も得られます。
そのほかにも、おかゆや大根、キャベツをはじめ、脂身の少ない鶏肉や白身魚が消化の良い食品です。
太りたいなら脂たっぷりの肉料理がより良いとと思われています。
しかし、高カロリーでジューシーな肉や脂っぽいものは、確かにカロリー量は高いものではありますが、一方で消化吸収しにくいので無理して食べる必要はありません。
太る体質になって太る方法には、消化の良い食事に加え、酵素を多く含んだ食品を摂ることが効果的です。
納豆やキムチ、ヨーグルトなどの発酵食品、マンゴーやキウイ、バナナなどの南国のミネラルの多いフルーツなどを1日の食事に適度に取り入れるのが望ましいです。
太るには毎日の規則正しい生活も重要
栄養をより体に吸収するには、1日3食の食事をきちんと摂り、しっかり睡眠を取るなどの規則正しい生活習慣にも気をつけることが必要です。
太るには、やはり炭水化物を食べることが大きなポイントです。
炭水化物は、血糖値がアップし、別名肥満ホルモンと呼ばれるインスリンと言うホルモンが分泌され、余分な糖質を脂肪細胞に運ぶ役割をします。
特にその中でも、餅がごはんよりも、約40パーセントほどカロリーが高く、ごはんに比べて消化も2倍ほど早いので太りたい方には、最適な炭水化物と言えます。
また、暑い夏の日などで、食欲のなく食事を抜きたいと思う時には、素麺がうってつけです。
素麺は、小麦から出来ていて主成分が糖質やタンパク質、ミネラルなどですので、胃腸に負担をかけずに消化の良い食品です。
太りたい方は周囲の環境も大きく影響しますので、できるだけ誰かと一緒に食事をすることに心がけましょう。
たくさんの食事を摂る人に囲まれながらの食事は、自分自身の食事量も知らず知らずのうちに増えるので、そう言った食事環境も大切です。
また、一度に無理して大量の食事を摂るのではなく、食事の回数を1日4回から5回と増やし、摂取カロリーも増やしながら、間食にヨーグルトなどを食べることで健康的に太れるでしょう。