ダイエットについて、よくテレビや雑誌なので取り上げられますが、痩せたいと思っている人ばかりではありません。
太りたくても太れない体質で悩んでいる方もいらっしゃるでしょう。
そこで、太りにくい人が太るためには、どのような体質改善が必要か調べましたので、ご紹介します。
喫煙者はタバコをやめて太りましょう
太るためには高カロリーの食べ物をたくさん食べれば良いと簡単に考えがちです。
しかし、太りにくい人が太るためには、原因を知り、それぞれに合わせた体質改善が必要になる場合もあります。
例えば、太れないと感じている人で喫煙者の場合、タバコがひとつの原因となっていると考えられます。
喫煙すると太りにくくなる原因は、体の血流量が下がるためです。
個人差はあるでしょうが、血流量の低下によって引き起こされる体への影響は大きく、例えば、胃粘膜の抵抗力が弱くなってしまい、食欲不振につながります。
喫煙して胃にむかつきがあったり、胸やけがする場合、血流不足によって食道や胃に影響し、胃液の逆流などが起きるからです。
喫煙者が太りたいなら、まずタバコをやめるべきと言えるでしょう。
また、タバコをやめるとニコチンによってそれまで分泌が促進されていた、食欲低下を引き起こさせるホルモンが抑えられていきます。
禁煙して食事量や体重が増えるのは、タバコをやめた人に出る禁断症状と言われていますが、太りたい人は逆に利用したい症状でしょう。
痩せすぎは診療の対象です
喫煙など太らない理由が分からない場合や、様々な太る方法を試しても思うようにいかない人は、病院へ行くのもひとつの手段です。
痩せているくらいで診察してくれるのかと躊躇する人もいます。
しかし、明らかに通常よりも痩せている場合には、疾患を含めて様々な理由が考えられるため、診察してもらえます。
太りたい人で食べられる食事の量が少ない場合や、食事をすると胃に痛みや張りを感じるなどのトラブルが起きる場合では、胃腸科の診察を受けると良いでしょう。
専門家に相談することで、体質改善をし、胃腸に疾患がある場合にはしっかりと治療することが大切です。
痩せすぎている人の多くに、食物を胃や小腸で栄養へ変えて吸収する機能が低い場合があります。
消化器官の不調を治したり改善することで、少しづつ太れる体へしていきましょう。
病院では、投薬治療だけでなく、ライフスタイルや食事のとり方などに対して改善する方法を指導してもらえます。
また、胃や腸のトラブルは、精神面が大きく影響する場合もあります。
当てはまる場合は、神経科や神経内科などの専門医へ相談をすると良いでしょう。
ストレスを改善するためのカウンセリングや安定剤などの処方によって、食欲を改善できる場合もあります。
焦らずに少しづつ体重を増やせるように努力しましょう
生活習慣やストレスなどを原因としない胃腸のトラブルは、遺伝や生まれつきの体質である場合もあります。
そうした原因がある人は、なかなか体質改善するのは難しいとされます。
しかし、少しづつでも胃腸を強くし体重を増やして行く方法はあります。
例えば、普段の食生活の中で消化器官になるべく負担のかからない食事方法を選ぶなどです。
食べ過ぎや飲み過ぎは勿論のこと、体を冷やす食べ物や飲み物をなるべく避けたり、深夜の飲食をしないなども大切になります。
日常から胃腸をケアするつもりで生活を送りましょう。
胃腸に負担をかけなければ、不調に陥る可能性が低くなるのは当然です。
また、胃腸の具合が悪ければ、食欲不振が原因となって、脂肪や筋肉となるはずの栄養を食べ物からとりにくくなってしまいます。
胃腸の改善をしながら、少ない量であっても高たんぱくや高脂質で摂取カロリーが多い食物をとったり、炭水化物を1日3食の食事で胃に負担をかけずに効率よく摂取するなどして、少しづつ体重を増やしましょう。
体質的に消化器官が弱い人は、結果をすぐに求めようとはせずに、長いスパンで考えて太るための努力をすると良いです。
太れないとの焦りがストレスにならないように、地道に体質改善しましょう。